これは松江・湯町窯のカップ。なんと優しく温かな風合い。
その昔、大正から昭和にかけ、「毎日使う実用品にこそ美が必要」・・という考えのもと、濱田庄司氏、柳田宗悦氏、バーナードリーチ氏らが中心になり、職人の手仕事に光を当て、モノづくりの心と陶技を広めるべく行った「民藝運動」。
松江の湯町窯にはバーナードリーチさん直伝による「スリップウエア」と呼ばれる独特な文様や、「持ち易さと美」を備えた取っ手デザイン等が根付いたそうです。
それらの技法が布志名焼伝統の「黄釉」と融合し、このカップの風合いが生まれたのですね。
日常のホッと一息を、より温かなホットにしてくれるカップです。