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2015年6月30日火曜日

"水無月" を食す〜夏越祓(なごしのはらえ)

今日は6月30日、「水無月」食べる日!
…と言うと、毎年誰かに「へ?」と言われます。

私もつい、へ?と返してしまいます。
クリスマスにケーキ、お正月にお雑煮、
それと同じく、今日は水無月食べる日。

1年の折り返しのこの日は「夏越祓(なごしのはらえ)」、
半年の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する日。

神社では「茅の輪くぐり」、
ワラみたいなの(本当はチガヤという草)で編んだ
大きな輪っかをくぐって厄落とし。

そしてやっぱり欠かせないのが「水無月」、
外郎に小豆が乗った三角形の和菓子。


ちゃんと意味があって、小豆は魔除け、
三角形は暑気を払う氷を模したものです。

その昔、室町時代の御所では、夏越祓の時、

2014年1月1日水曜日

新年の福、美味しく頂きます

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。 
……
新年最初の福ごはんは、お節料理。
今年2014年はお皿盛りにしました。
私のお雑煮は京都の白味噌仕立て。
丸餅は湯がきます(焼きません)。
具は、細めの大根、京人参、里芋。
角が立たぬよう、の願いで輪切り。
最後にかつお節をのせて完成。
この香りと味にホッとします。
家長や男の子のお椀には、
海老芋やらの大きな頭芋(親芋)を
頭(かしら)になれますようにとの
願いを込めて入れます。

お節料理は縁起良く、盛る種類と数は奇数。
今年の器は全て自作のお気に入り、
30代半ばの頃に作ったものです。
自分のお皿に料理を盛り付け、喜んもらえる、私も嬉しい、これ幸せ。
その昔、利休は客人を迎える朝、自ら
杉の木を削りお箸を作ってもてなしたそうです。
それには及びませんが、利休の心は
大切にしたい教えのひとつです。

さて以下はお皿別。
  ☆印はお手製。。無印は市販品。
〔一の皿〕
祝い肴三種
〜 ごまめ、数の子、☆たたきゴボウ
〔二の皿〕
黒豆、伊達巻、蒲鉾、昆布巻  
☆だし巻卵〜瓢箪仕上げ
〔三の皿〕
☆鶏の炒り煮  ☆里芋炊いたん  ☆たけのこ土佐煮
〔別器〕
☆なます
☆菊花かぶ
☆柚子大根
材料の大根、柚子、かぶは、実家母の野菜。
……
今年はお料理種類をミニマムに、
黒豆、数の子、ごまめらは市販品で
実質半日で済みました。
特別なものは作ってないですが、
包丁や下茹で等を丁寧にするのが
普段と違うとこですね。

ちなみに出汁巻き卵は欠かせません。
これを作るのは、小学生の頃からずっと私の仕事でした。
今思うと、暮れの忙しい時に、母もよくまぁ小さな子を隣に立たせ、
やらせてたもんだと思います
年々、クワイ担当やらゴマメ担当やら、担当が増えていってたような。
お陰さまでパブロフの犬、年末は無意識にソワソワ
何がなくとも出汁巻き卵!で年越しです。
歳神様と共に頂くお節料理。
祝い肴三種とお雑煮があれば、
それで十分、元旦を祝うハレの料理と言われています。
関東と関西で祝い肴三種も違えば
地域や家庭によっても様々。
皆さんのお節はどんなのですか。

美味しく楽しむ…
心豊かな食は人をより良くする力。
今年も心豊かに美味しい毎日でありますように。。

さて、ここまでお読みくださりありがとうございました。

私は、本年も少しづつ歩みたく存じます。
企業、店舗、個人、、人がいるところ
人の数だけそれぞれの「自分」がある。
それぞれの「自分」が「自分」らしく
心も身体も元気に、明日も笑えるよう、、
今まで同様、いろんな「より良く」で
いろんなスマイルのお手伝い、
自分に出来ることを
様々な形で様々な角度から考え行い
進んでまいります。

そのためにも食べることは基本。
美味しく楽しく食べながら、感じ考え、学びます!

皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

2013年12月31日火曜日

祝い箸 お箸に思う

お節は節日のお料理。
神様にお供えしたお下がりを、神様に感謝し神様と共に頂くお正月3ケ日。
祝い箸は「両口箸」、これなぜかご存知ですか?
お箸にもハレとケがあり、
ハレのお正月には、ハレのお箸である両口箸、というわけです。
両口の片側は自分、片側は神様。
神様と共に祝い頂くお箸。
神人共食、昔から神様と共に過ごしてきた日本人ならではの文化です。
ゆえに、ひっくり返して取り箸に使うのはタブー。別に取り箸を使いましょ。
(2013年のお重)

2013年9月19日木曜日

中秋の名月


今日は中秋の名月。私の馴染みの月見団子はこの形。
昔から、実家近くのあちこちで観月会が催され小さい頃から好きな行事でした。
私は大沢池が大好き。龍頭舟が池に浮かび、遠くから良い音色。
池を囲む背景も月を見るためのような、、
池には月と山が映り込みそれがまた何とも。。
遠い平安の世界に吸い込まれるような気がした記憶はいまだ鮮明。

さて、今宵はどんな楽しみ方をしましょうか、
お酒に月を映し月見酒かな。みなさまも良いお月見を。。

2013年9月9日月曜日

9.9は重陽の節供

本日9.9は重陽の節供。
不老長寿を願うのに菊が用いられる。
ということで、菊尽くしの室礼を見てきました。
・菊文様の着物と帯、菊玉、被せ綿。
お軸は「菊挺芳」(菊ほうをていす、菊が咲き香気を放っている様)
そして菊座瓜(日本南京)。 
ステキな空間、目と心の栄養です。

2013年5月5日日曜日

端午の節句 【暦・行事】

端午の節句といえば、菖蒲、粽、柏餅。

元々は、菖蒲で厄を祓う「菖蒲の節句」でした。
菖蒲湯に入るのは、その香気で邪や魔を払うためなんです。

私の育った京都では、「粽(ちまき)」が必ず登場します。
モチモチした外郎が笹に包まれていますが、
その昔は、包むのに五色の糸を用いたようです。




武士の時代になり、菖蒲が尚武(しょうぶ)に通ずるとして、
男の子の節句に変化しました。

そして、柏の葉が新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、
家系が途絶えない縁起物とされ、それを使った「柏餅」が食されるように。。
すなわち、柏餅は、江戸から始まり、各地に広まっていった和菓子。




毎年何気なく食べる粽や柏餅ですが、
歴史を知ると、食って奥深いなぁと学ぶことばかり。
そのうえで頂くと美味しさも倍増するってもんです。

粒あん、コシ餡、味噌餡、白餡、、。
私はコシ餡が好み。みなさんはいかがですか。

端午の節句、健やかに美味しく過ごしましょう。