この日は曇り。
朝9時過ぎ、出雲市駅からタクシーで10分。
出西窯到着。
出西窯は、民藝運動の父、柳宗悦(柳宗理のお父さん)提唱の
「無名の実用雑器に宿る美」という理念に共感した若者5名が
昭和22年に協働で開いた窯場。(柳宗悦は柳宗理のお父さん)
9:30開店まであと少しあったけど、中に入れてくださった。
黒、青、あめ色、、素焼き色、鉄縁の色、、、
同じ型でも同じ色でも、
一つひとつに顔がある。それぞれに自分がある。
じっくり見るのはあとのお楽しみとして、
隣の工房を見学せてもらいに行く。
お皿たくさん。
お椀やカップの向こうで職人さん。
いろんな作業される職人さんが10数名とのこと。
登り窯。火の神様、厳かな空気。
年に4回、火を入れるとのこと。
3.6.9.11月。きっとその焼き上がりのタイミングで行けたらラッキー。
登り窯では、火が少しづつ上に登っていく、
置いた場所によって、焼き上がりの色目も違ってくる、自然の力、それがいい。
熱い作業、、うつわのために火を見てあげる、
大変なお仕事。手仕事のうつわは、手仕事によって完成していく。
じっくり見せてもらった工房。良い時間。
ここで一旦、隣の敷地のルコションドールといあパンカフェにてブランチとしよう。
出西窯のうつわでコーヒーも飲めるし。