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2015年6月30日火曜日

"水無月" を食す〜夏越祓(なごしのはらえ)

今日は6月30日、「水無月」食べる日!
…と言うと、毎年誰かに「へ?」と言われます。

私もつい、へ?と返してしまいます。
クリスマスにケーキ、お正月にお雑煮、
それと同じく、今日は水無月食べる日。

1年の折り返しのこの日は「夏越祓(なごしのはらえ)」、
半年の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する日。

神社では「茅の輪くぐり」、
ワラみたいなの(本当はチガヤという草)で編んだ
大きな輪っかをくぐって厄落とし。

そしてやっぱり欠かせないのが「水無月」、
外郎に小豆が乗った三角形の和菓子。


ちゃんと意味があって、小豆は魔除け、
三角形は暑気を払う氷を模したものです。

その昔、室町時代の御所では、夏越祓の時、

「氷室」から氷を取り寄せて暑気払い。
でも、庶民に夏の氷は貴重品。
そこで、氷の欠片に見立てた三角の和菓子を作って
暑気払いし、厄除けを願ったそうです。

小正月に「小豆のお粥さん」で書いた通り、
小豆の赤い色とその音に強い魔除け力があると
信じられてきましたからね。
・・・
ちなみに、実家のそば(金閣寺近く)にも
「氷室町」という町名あります。
 *氷室=冬の氷を夏まで保存していおく所

あ、住所で思い出した!
北野天神さん下がったところにあったおばあちゃん家、
本当は「上京区○○町○番地」って住所あるけど、
「**通り下る 御前西入」で郵便も届いてました。
地元の人らには、そもそも、○○町という意識が薄い気も…

まあ、京都はそのほうがわかりやすいんです。
だから外から来た方も迷子になりません。
実に直感的、合理的、シンプル。そういうの好き。
今年も残り半分、皆健やかに、良い時間をもてますように。
美味しく笑っていただきます。