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2018年10月7日日曜日

島根・うつわの旅⑦ 〜出西窯(1)

この日は曇り。
朝9時過ぎ、出雲市駅からタクシーで10分。
出西窯到着。

出西窯は、民藝運動の父、柳宗悦(柳宗理のお父さん)提唱の
「無名の実用雑器に宿る美」という理念に共感した若者5名が
昭和22年に協働で開いた窯場。(柳宗悦は柳宗理のお父さん)

9:30開店まであと少しあったけど、中に入れてくださった。



黒、青、あめ色、、素焼き色、鉄縁の色、、、
同じ型でも同じ色でも、
一つひとつに顔がある。それぞれに自分がある。


じっくり見るのはあとのお楽しみとして、
隣の工房を見学せてもらいに行く。

お皿たくさん。

お椀やカップの向こうで職人さん。
いろんな作業される職人さんが10数名とのこと。

登り窯。火の神様、厳かな空気。

年に4回、火を入れるとのこと。
3.6.9.11月。きっとその焼き上がりのタイミングで行けたらラッキー。

登り窯では、火が少しづつ上に登っていく、
置いた場所によって、焼き上がりの色目も違ってくる、自然の力、それがいい。


熱い作業、、うつわのために火を見てあげる、
大変なお仕事。手仕事のうつわは、手仕事によって完成していく。

じっくり見せてもらった工房。良い時間。

ここで一旦、隣の敷地のルコションドールといあパンカフェにてブランチとしよう。
出西窯のうつわでコーヒーも飲めるし。