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2018年10月7日日曜日

島根・うつわの旅① 〜 湯町窯

ずっと行ってみたかった、島根の窯元。
実はこの日は私の誕生日、
朝8時前に玉造温泉駅に到着。

駅から2分歩くと到着。
不志名焼の窯元、大正11年開窯の「湯町窯」。


中に入ると、三代目の福間さんが!
おはようー、と優しい笑顔で迎えてくださり嬉しい。

湯町窯の黄色が目に飛び込んでくる。
柳宗悦は「出雲産物で記さねばならないのは
「黄釉」の焼き物」と言ったとか。


地元の土と釉薬を使い、素朴でシンプル。そ
黄釉、海鼠釉や、化粧土で描かれたスリップウェアの柄は、温かで、丸みを帯びて優しい。
日々の生活に、ごく普通に馴染んでくれる、、
私の感じる湯町窯 は、そんな感じ。

エッグベーカーは、そのイメージの代表。
大正15年、民藝運動が日本に広まった頃、ここを訪れたイギリス人陶芸家バーナードリーチが直伝した化粧釉で描いた文様。スリップウエア。

手に取るとスッと自然と馴染む。
その持ちやすさに、使いやすさを感じる。
毎日の生活に優しく寄り添ってくれそな器たち。

そんな湯町窯では、
コーヒーカップとお湯呑みを入手。
(実は、愛用していた湯町窯のコーヒーカップが、一客割れ、同じ型を探しにきたの)


持ち帰るのは避け発送。到着が楽しみ。

じっくり一時間をここで過ごし、
湯町窯を後にした。

出雲民藝館のある西出雲へ移動。